あなたには、この宝物がみえますか~憲法たんば

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2005年 11月 23日

もう戦争はしない

ふたたび、「新しい憲法 明るい生活」の話。

この本を発刊した「憲法普及会」は、会長芦田均、宮沢俊義、末川博、鈴木安蔵氏ら学者、ジャーナリストも理事に加わる半官半民の組織。各都道府県に支部がつくられたとのことです。

「新しい憲法 明るい生活」は、全世帯配布用の小冊子として刊行されました。
この小冊子から、「もう戦争はしない」という文章を以下、紹介します。

<もう戦争はしない>
私たち日本国民はもう二度と再び戦争をしないと誓った。(第9条)
これは新憲法の最も大きな特色であって、これほどはっきり平和主義を明らかにした憲法は世界にもその例がない。
私たちは戦争のない、ほんとうに平和な世界をつくりたい。このために私たちは陸海空軍などの軍備をふりすてて、全くはだか身となって平和を守ることを世界に向って約束したのである。わが国の歴史をふりかえってみると、いままでの日本は武力によって国家の運命をのばそうという誤った道にふみ迷っていた。殊に近年は政治の実権を握っていた者たちが、この目的を達するために国民生活を犠牲にして軍備を大きくし、ついに太平洋戦争のような無謀な戦いをいどんだ。その結果は世界の平和と文化を破壊するのみであった。しかし太平洋戦争の敗戦は私たちを正しい道へ案内してくれる機会となったのである。
新憲法ですべての軍備を自らふりすてた日本は今後「もう戦争をしない」と誓うばかりではたりない。進んで芸術や科学や平和産業などによって、文化国家として世界の一等国になるように努めなければならない。それが私たち国民の持つ大きな義務であり、心からの希望である。
世界のすべての国民は平和を愛し、二度と戦争の起らぬことを望んでいる。私たちは世界にさきがけて「戦争をしない」という大きな理想をかかげ、これを忠実に実行するとともに「戦争のない世界」をつくり上げるために、あらゆる努力を捧げよう。これこそ新日本の理想であり、私たちの誓いでなければならない。
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# by kenpotamba | 2005-11-23 11:45 | 憲法 | Trackback | Comments(0)
2005年 11月 23日

「新しい憲法 明るい生活」

憲法公布後1か月を経た1946年12月1日、帝国議会内に、「新憲法の精神を普及徹底し、これを国民生活の実際に浸透するよう啓発運動を行うこと」を目的として、「憲法普及会」が設立されました。

『憲法普及会』は、国民への憲法普及を図るため全国の各家庭に配布するために、『新しい憲法 明るい生活』を刊行しました。
なんと2,000万部も印刷されたそうです。
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以下、「発刊のことば」を紹介します。

古い日本は影をひそめて、新しい日本が誕生した。生れかわった日本には新しい国の歩み方と明るい幸福な生活の標準とがなくてはならない。これを定めたものが新憲法である。
日本国民がお互いに人格を尊重すること。民主主義を正しく実行すること。平和を愛する精神をもつて世界の諸国と交りをあつくすること。
新憲法にもられたこれらのことは、すべて新日本の生きる道であり、また人間として生きがいのある生活をいとなむための根本精神でもある。まことに新憲法は、日本人の進むべき大道をさし示したものであって、われわれの日常生活の指針であり、日本国民の理想と抱負とをおりこんだ立派な法典である。
わが国が生れかわってよい国となるには、ぜひとも新憲法がわれわれの血となり、肉となるように、その精神をいかしてゆかなければならない。実行がともなわない憲法は死んだ文章にすぎないのである。
新憲法が大たん率直に「われわれはもう戦争をしない」と宣言したことは、人類の高い理想をいいあらわしたものであって、平和世界の建設こそ日本が再生する唯一の途である。今後われわれは平和の旗をかかげて、民主主義のいしずえの上に、文化の香り高い祖国を築きあげてゆかなければならない。
新憲法の施行に際し、本会がこの冊子を刊行したのもこの主旨からである。
昭和22年5月3日 憲法普及会会長 芦田 均


11月23日

# by kenpotamba | 2005-11-23 11:17 | 憲法 | Trackback | Comments(0)
2005年 11月 22日

私も観ました。映画 日本国憲法。(その4)

「アメリカからのプレッシャーさえなければ、自衛隊をイラクに派兵する必要はなかったように思います。日本国憲法も変える必要性がありません」(Aさん)

「様々な国から嫌われている日本ですが、憲法第9条だけは世界中の人々にうらやましがられていることが分かりました。憲法第9条を日本人として誇りに思い、絶対に憲法改悪をさせないようにしなければいけないと思います」(Bさん)

「日本国憲法は世界に誇る平和憲法です。憲法改正論議は、アジアを含めた広い視野で行われるべきです」(Kさん)
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写真は、篠山市民センター

11月22日

# by kenpotamba | 2005-11-22 22:44 | 映画日本国憲法 | Trackback | Comments(0)
2005年 11月 21日

予告編

「映画日本国憲法」のHPで「予告編」を見ることができます。
あなたは、もうご覧になりましたか?

なお、読売新聞のHP(映画作品の上映情報)からも「映画日本国憲法」の予告編を見ることができます。「日本国憲法制定の経緯や平和憲法の意義を問うドキュメンタリー」として紹介されています。

11月21日

# by kenpotamba | 2005-11-21 22:28 | 映画日本国憲法 | Trackback | Comments(0)
2005年 11月 20日

三丁目の夕日

今日、「三丁目の夕日」という映画を観ました。
1958年(昭和33年)の東京を再現した映画でした。
同じ時代を過ごした者としては、涙なくしては観られない感動的な映画でした。
「戦争が終わったんだから」という、鈴木オート店主(堤真一さん)のセリフが印象に残っています。

改憲に賛成の人が多いなどという報道を見るたびに、戦争体験の風化を感じます。
「もう二度と戦争は起こさない」という平和憲法を今こそ大切にしたいと思います。

「三丁目の夕日」のHPに設置されているメッセージボードも盛況。1,436人もの人がすでに書き込んでいます。ほとんどの人がこの映画に感動しているようです。

2005年を生きるこの人たちに、憲法「改正」の是非について真剣に考えて欲しいと思います。

11月20日

# by kenpotamba | 2005-11-20 22:36 | 憲法 | Trackback | Comments(0)
2005年 11月 19日

「映画は対話」

日本映画監督協会のHPに、「映画は対話」というタイトルで「映画日本国憲法」ジャン・ユンカーマンさんのインタビューが紹介されています。
このインタビューは今年5月31日に行われたものです。
以下、一部を紹介します。

―狭い眼ではなく世界の眼から日本国憲法を見てみようという取材の中で、ジャンさんは特にどういうところに感銘を受けましたか?

ジャン「僕はそれまでに憲法を意識して考えた事がなくて、憲法がどんなものかって事もはっきり言って良く分からなかった。ダグラス・ラミスという人、彼はアメリカの海兵隊として45年ぐらい前にはじめて沖縄に来て、海兵隊の期間が終わって日本に残って日本語を覚えて、その後ベトナム戦争があって平和運動に参加するようになって、最 近では中心的に憲法の事を書いたり講演をやったりしてる人なんですけど、彼が云ってる事で面白いなと思ったのは『憲法というのは国家権力を押さえる為にあるものなのだ』っていう事ですね。考えてみればその通りですよね。憲法はそういう役割を果たす、普通の人=市民の権利を守るものなんですね。彼に云わせれば押しつけ憲法っ ていうけど政府に押しつけたもので日本の市民、国民に押しつけられたものじゃないという事ですね。ずーっと長い間自民党が憲法を変えようとしている動機が押しつけられているから動きにくい,自由にいろんな事が出来ないからっていう事なのね。それを明確に云ってますね。憲法って堅いものとかつまらないものではなく民主主義の核であると認識出来たので映画をつくるやりがいが出て来ました」

―今後どのような形で公開していくんですか??  
     
ジャン「『日本国憲法』は7月2日からユーロスペースと大阪のシネヌーボーと京都シネマでロードショー公開されます。4月23日に中野ゼロホールで完成記念上映会っていうのをやったんですが反響は凄かったですね。人が溢れて入りきれなかった。僕たちはそんなに人が集まるとは全然思ってなかったんで意外でした。何か待ってた!というような感じで・・・。普通の報道では突っ込んでじっくりと取り上げる事は出来ませんから、テレビで出来ないようなところをやるって云うのがこういう映画の役割だと思うんです」

11月19日

# by kenpotamba | 2005-11-19 17:20 | 映画日本国憲法 | Trackback(1) | Comments(0)
2005年 11月 18日

篠山市同教・研究大会

篠山市人権・同和教育研究協議会(篠山市同教)が、12月4日(日)午後1時半から四季の森生涯学習センターで「第7回研究大会」を開きます。
篠山市同教の皆さんのご厚意で、この大会参加者に上映実行委員会のチラシを配布していただくことになりました。
ありがとうございます。

# by kenpotamba | 2005-11-18 21:37 | 上映会 | Trackback | Comments(0)
2005年 11月 18日

丹波新聞社イベント情報

丹波新聞社のHPに、イベント情報のページがあります。
12月以降のイベントとして、映画日本国憲法上映会の案内を掲載していただきました。

<丹波新聞社のイベント情報から>
12・15、 12・16 映画 「日本国憲法」 上映会 (篠山市、 丹波市)
15日丹波の森公苑ホール、 16日篠山市民センターで。
ともに午後6時半から。
憲法制定の経緯や平和憲法の意義について世界の識者が語るインタビュー集。
ジャン・ユンカーマン監督。
(問) 0795・73・3869 丹波地区上映実行委員会

11月18日

# by kenpotamba | 2005-11-18 21:22 | 上映会 | Trackback | Comments(0)
2005年 11月 17日

「人間は戦争がない暴力のない世界を目指すべきだ」

ふたたび、伊藤真さんの話し。
全国の新聞社と通信社に働く労働者の約8割が加入する日本で唯一の産業別労働組合である、新聞労連(日本新聞労働組合連合)のHPに、伊藤真さんの講演録が掲載されています。
これは、今年10月12日に伊藤さんが新聞労連の会議の場で行った講演の要旨です。
この中で、伊藤さんは自らの信条について、「人間は戦争がない暴力のない世界を目指すべきだ」と語っています。
是非、一度この講演要旨をお読み下さい。

11月17日

# by kenpotamba | 2005-11-17 09:36 | 憲法 | Trackback | Comments(0)
2005年 11月 15日

憲法の役割

憲法とは何か、法律とどこが違うのでしょうか。

皆さんは、改憲、護憲を論じる前に、憲法の意義・役割について考えたことはありますか。

司法試験界の「カリスマ講師」と言われている、伊藤塾・塾長の伊藤真(まこと)さんが今年7月、「高校生からわかる日本国憲法の論点」という本を出しています。

伊藤さんは、「世論調査では改憲に賛成する人が6割を超えたと報じた新聞もあります。しかし、私には、残念ながら政治家も含めて多くの人々が、憲法の本質をわかって議論に参加しているとは思えません」と語ります。

「憲法の根本的な意義・役割とは何か。それは『権力に歯止めをかける』ということ」と伊藤さんは書いています。

法律は国民を縛り、憲法は権力を縛る』―。

「憲法学の最小限の常識を知らずに、子々孫々まで影響のある改憲を行おうとすることは、たいへん危険なこと」と伊藤さんは指摘しています。

11月15日

# by kenpotamba | 2005-11-15 20:23 | 憲法 | Trackback | Comments(0)